冬真っ只中の2/5(土)、「奥武蔵+奥秩父ヒルクライム」と題して冬山ライドへ。
関東近郊ヒルクライムの定番を一度に縦走する山づくしライドの模様をお届けします。

ライドを企画するにあたって最大の関門はメンバー集め。
小心者の私は事前に数名へ声をかけます。
蓋を開けてみればそれも杞憂に終わり、最終的に10名にお集まりいただきました!

そして当日、朝8時飯能駅に集合。
初対面の方もいるので、各々簡単に自己紹介をしてからスタート。

都心からのアクセスが良い飯能駅

まずは市街地を抜けて山の麓まで、延々と続く上りをハイペースで進みます。
目立った見晴らしこそないものの、雑木林の中を分け入るように終始快適に走れました。

映えます

山へ入るにつれて徐々にメンバーから疑問が飛び始めます。

「今日ってネノゴン通らないですよね?」
「このペースでネノゴン登らないですよね?」
「これネノゴン向かってませんか?」

事前にルートは引いているものの、峠や道路に疎い私は”ネノゴン”自体をよく知らず、「多分違うんじゃないですかね〜?」と適当に回答。
それから程なくして噂の”ネノゴン”が出現しました🗻
「やっぱネノゴンじゃん!!」との大ブーイングを受けながらも、各自のペースで登ります。

足着きの誘惑が…

性別、年齢、経験もバラバラの10人のグループライドとなると当然走力にも差が出ます。
そんな時に「マスタング方式」の登場です。先に登り終えた人は最後尾まで下ってから再度一緒に上り直します。強度を稼げる上に頂上で凍えて待つこともなく、最後尾の方も気を遣わずに無理のないペースで走れます。

最後尾へと向かう”お千の神”

全員無事に登り切ることができました。
子ノ権現天龍寺を散策した後、見晴台から奥武蔵の山塊を眺めます。

これが噂の”ネノゴン”だったんですね

休憩を挟んでしばらく下ると、すぐに次の上りに差し掛かります。
こちらも”マスタング方式”で。
各自のペースで難なく全員クリア。

正丸峠

峠を2つ超え、そろそろお腹が空いてきたので秩父市街地方面へ昼食に向かいます。
メンバーの事前リサーチにより、「ちんばた」にて秩父名物わらじカツ丼をいただきました。
大人数でも入りやすく、濃いめの味付けが自転車遊びに最適でした!

とにかくデカくて味が濃い

1時間ほど休憩してから、最後の目的地である雷電廿六木橋(ループ橋)に向かいます。
予定では大峰トンネルを経由する一周ルートでしたが、トンネル内凍結情報があったため行って来いの往復ルートに変更。しばらく車通りの多い市街地を走るため、5人ずつの2グループに分かれて向かいます。

休憩を挟みながら走ること1時間半。
ようやく到着!

絶景です
ループ橋は上りも下りも楽しめます

せっかく山奥まで来たので、お隣の”滝沢ダム”も見学します。
到着と同時に粉雪も降りはじめ、幻想的な景色を味わえました。

疲れも吹き飛ぶ絶景

その後三峰口駅まで下り、秩父鉄道サイクルトレインを利用し秩父駅までワープ。
ショートカットしたこともあり、日没前に解散となりました!

楽しみながらも満足感MAXの93km,1750mUP。
また暖かくなった頃に、少しルートを変えて企画しようかと思います。
てなわけで、MISHMASHには性別、年齢、経験に関わらず楽しめるライド企画が盛りだくさんです。皆さんの参加をお待ちしております!